ボールペンに名入れできる文字数について
名入れボールペンの作成にあたって、「印刷可能な文字数」についてよくお問い合わせを頂きます。
このページではその点を掘り下げてご説明していきます。
具体的な文字数をお伝えする前に
名入れの内容によって印刷できる文字数は変わります
ボールペンへの名入れにあたっては、印字する文字の書体やレイアウト・スペースの有無、ボールペンの印刷範囲などによって印刷できる文字数が変わってきます。
こちらのページでは各書体や印刷範囲ごとに説明しておりますが、ご説明している数字はひらがな・カタカナや漢字のみを使用した場合の目安となります。
簡単な文字や、数字・英字が印刷内容に含まれる場合は目安より多い文字を印刷できるケースもありますし、複雑な文字を印刷する場合は逆に少なくなるケースもあります。
文字数の上限はケースバイケースになりますので、より詳しく確認したい方はお気軽にご相談ください。
角ゴシック・丸ゴシック体で名入れできる文字数
ゴシック系の書体は10mmの印刷範囲につき4文字くらいの名入れができます。 印刷範囲の横幅が50mmのボールペンなら20文字程度は印刷することができます。 ゴシック系の文字は線幅が均等で印刷しやすいので文字角をある程度小さくしてもきれいに印刷することができ、 ボールペンに名入れできる文字数も多くなります。 また、印刷範囲の高さが4mm以上あれば2行で名入れすることができるので、より多くの文字をボールペンに名入れすることが可能です。 ただ、あまりギリギリにしすぎると出来上がった名入れボールペンの文字が読みにくくなる可能性もありますのでご注意ください。
明朝体で名入れできる文字数
明朝体は10mmの印刷範囲につき3文字程度の名入れが出来ます。 明朝体は横線が細くなるため、あまり小さいと線がかすれたり印刷されなかったりする恐れがあります。 そのため、名入れする文字をやや大きくする必要があります。 印刷範囲の幅が50mmのボールペンなら15文字くらいまで名入れすることができます。 また、明朝体で2行印刷をするには、印刷範囲の高さが7mm程度必要になりますのでご了承ください。 印刷範囲の広いPAD印刷であれば7mmの高さが確保できるケースもあります。
ポップ体・勘亭流で名入れできる文字数
ポップ体・勘亭流の場合は10mmの幅に2文字くらいの印字が目安になります。 ポップ体や勘亭流の書体は線が太くスペースがあまりないため、小さい文字でボールペンに印刷すると潰れやすくなります。 そうならないように文字を大きくする必要があるので、他の書体に比べると印刷可能な文字数は少なくなります。 50mmの印刷範囲があるボールペンの場合は10文字くらいの文字数となります。 ※ポップ体については弊社基準の創英角ポップ体ですと勘亭流と同じくらいの目安になりますが、 線幅の細いDFPポップ体であればゴシック体並みの文字数を名入れすることも可能です。ご希望の方はお気軽にご相談ください。
隷書体で名入れできる文字数
隷書体の場合は10mmの幅に2文字~3文字くらいの印字が目安になります。 ボールペンの印刷範囲の横幅が50mmの場合は12文字くらい印刷することが可能です。 隷書体は勘亭流やポップ体よりは文字が潰れにくいので、勘亭流に比べると気持ち多めの文字数を名入れすることができますが、 2行で名入れするのは難しいケースが多いです。 文字数を多く名入れしたい方、2行でボールペンに名入れしたい方はゴシック体での名入れも検討してみてください。
ボールペンの印刷範囲は商品ページでご確認ください
上記では50mmの印刷範囲がある名入れボールペンを例にしていますが、印刷範囲はボールペンによって異なります。 商品の詳細ページにそれぞれの印刷範囲を記載していますのでそちらをご確認ください。 詳細ページを下の方にスクロールしていただくと料金表の下に商品仕様、その下に最大印刷サイズという項目がございます。 印刷方法ごとに印刷サイズ(印刷範囲)も異なりますのでご注意ください。 オプションのPAD印刷をご利用いただくとより印刷範囲を広く取ることができます。 200本以上の場合は単価10円UP、200本未満の場合は2000円加算でご利用いただけます。